86/BRZ Race第6戦十勝:谷口信輝が優勝。シリーズ連覇を決める
2015年08月24日 21:20 AUTOSPORT web
GAZOO Racing 86/BRZ Raceは23日、十勝スピードウェイで第6戦が行われ、プロフェッショナルシリーズでは谷口信輝(KTMS 86)が優勝し、2戦を残して早くもシリーズチャンピオンを決めた。クラブマンシリーズでは、十勝初走行となった小野田貴俊(N東埼玉T埼玉KND2和光86)が優勝を飾っている。
第6戦の舞台は、北海道唯一のJAF公認サーキットとなる十勝。最高気温が20度に満たない日が続く中で行われたこの第6戦には、プロフェッショナルシリーズから28台、クラブマンシリーズからは8台が参戦。今回は23日に予選と決勝が行われるワンデー開催となった。
プロフェッショナルシリーズの予選では、セッション後半にアタックした谷口が、それまで首位につけていた青木孝行(ケーエムエスADVAN86R)を上回ってトップに。しかしその直後、阪口良平(AREA86倉敷)が谷口をコンマ2秒上回る1府35秒723をマークし、ポールポジションを決めた。
14周の決勝レースでは、スタートで阪口は3番手まで後退。谷口、青木、阪口というトップ3となる。谷口は、1周目だけで2秒以上のリードを築き上げるも、その後は青木が徐々にその差を詰めていくことに。8周目を終えたところでコンマ3秒差と背後につけ、最終ラップまで僅差の攻防が続いたが、谷口がポジションを死守してトップチェッカー。2戦を残してチャンピオンを決め、シリーズ連覇を達成した。
2位に青木が入り、後半に阪口を捉えた蒲生尚弥(ASICS Blue 86R)が3位表彰台を獲得。4位に阪口が入り、5位は地元レースとなった平中克幸(GY RACING 86)が獲得している。
クラブマンシリーズでは、予選で橋本洋平(カーウォッチ86ポテンザED)を上回って小野田がポールポジションを獲得する。決勝では、橋本がスタートでトップに浮上し、小野田が僅差で追っていく展開に。小野田が13周目に首位に立ち、そのままチェッカー。今季3勝目を上げた。2位には橋本、そして3位にポイントリーダーの遠藤浩二(CGROBOTかえる君BS86)が入っている。