特集上映『没後30年 夏目雅子』が、9月5日から東京・高田馬場の早稲田松竹で開催される。
1957年に東京で生まれた夏目雅子は、1976年に『愛のサスペンス劇場「愛が見えますか」』のヒロイン役で女優としてデビュー。わずか10年ほどの女優活動の中で、ドラマ『西遊記』をはじめ、映画『鬼龍院花子の生涯』『南極物語』『魚影の群れ』など数々の作品に出演し、1985年に27歳で逝去した。
没後30年を迎える夏目の追悼企画の一環で開催される同イベントでは、夏目の代表作である『時代屋の女房』『鬼龍院花子の生涯』『魚影の群れ』『瀬戸内少年野球団』の4作品を上映。会場では夏目のオフショット写真の展示が行われるほか、入場者にはポストカードがプレゼントされる。また、夏目の命日である9月11日には、『魚影の群れ』で助監督を務めた榎戸耕史と映画評論家の松崎健夫によるトークショーも開催される。上映スケジュールの詳細は、オフィシャルサイトをチェックしよう。
なお、夏目の追悼企画として、9月4日にムック本『女優 夏目雅子』が刊行されるほか、9月2日に『時代屋の女房』と『魚影の群れ』、9月9日に『鬼龍院花子の生涯』の初となるBlu-ray版がリリースされる。