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バトン「パワーは向上したがマノー以外とは戦えない」マクラーレン・ホンダ土曜コメント

2015年08月23日 14:40  AUTOSPORT web

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ジェンソン・バトン
2015年F1ベルギーGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは17位だった。

ジェンソン・バトン 予選=17位
「今日のラップは3年前にポールポジションを獲得した時のラップに匹敵すると思った。今日の予選では走っていてとても楽しかった。今朝はコーナー入口でリヤエンドに苦しんでいたが、予選に向けてマシンに変更を施した」

「ラップを終えてラインを越えて、それなりにいい位置に行けるだろうと思ったときに、ひとつ上のドライバーから1秒遅いと聞かされるときついね。このギャップを縮めるにはまだまだ努力が必要だ」

「このサーキットで苦労することは分かっていた。明日の決勝の中で順位を上げるのは簡単ではないだろう。競争力をつけるにはまだまだ時間がかかる。でも少なくとも走っているときの感触はいい」

「フェルナンド(・アロンソ)に勝ったことだけがポジティブな要素だ。マシンの力をすべて引き出したと感じた。2012年にポールを取った時の予選ラップと同じぐらいよくできたと思ったんだ。ただ順位は17位でトップから数秒遅かったけど」

「楽しんで走れた。でもひとつ上のドライバーから1秒も遅いことを知るとこたえるよ。あまりにも大きな差だからね」

「困惑し失望している。このギャップを縮めるためにやらなければならない仕事は山のようにあり、パッケージに満足できるようになるまでには時間がかかるということがはっきりした」

「少なくともエンジンのパワーが上がったことは確かだ。でも僕らはいつだってさらに上を望むものだし、まだまだ上位との差は大きい」

「決勝で順位を上げるのは簡単ではないだろう。僕らがオーバーテイクできるのはマノーだけだと思う。他のマシンはどんどん遠ざかっていくだろう。フェルナンドとのバトルになりそうだ。他のマシンを見かけるのは周回遅れになる時だけだと思う」

「44周を単独で走らなければならないというのはきつい。少なくとも2台で走って、少しは楽しめるといいのだけれど」