憂鬱になりがちな就職活動。でもインターンシップや説明会、選考などで、今まで出会わなかった人とも出会う機会が広がるメリットもある。そこから恋愛に発展する「リクラブ」について、就活生の40%は「あり」と考えているとのことだ。
就活と恋愛の両立は難しく、付き合ったものの「別れてしまった」というケースも多いが、中には「リクラブ」をきっかけに結婚まで進む人も。編集部では来年挙式を控えているというAサン(女性・25歳)に話を聞いた。
きっかけは就活セミナー インターンで仲良くなるケースも
Aサンとお相手のBクンが出会ったのは、学生団体が主催する就活セミナー。お互い違う大学に通っており、それまで接点はなかった。セミナーでは2日間にわたって行われた「就活模擬体験講座」で一緒のチームになり、ESの添削や自己PRの練習をしあったという。
セミナーでは実際の人事担当者を招いて模擬面接を行い、チーム毎に「模擬内定数」を競い合うイベントも。チームで協力していく中で自然に仲良くなり、その後交際に発展した。Aサンには、Bクンは頼りがいのある男性に映ったようだ。
就職活動ではAサンは人材業界、Bクンは電機メーカーと違う企業に就職したが、社会人になってからも交際は続いた。交際期間は今年12月で丸5年。来年挙式予定だという。
モデルプレスの「一生に一度はしたい“リクラブ”体験談5つ」にも、「同い年の彼のスマートな進行に胸キュンしてしまいました」「緊張する中で、ちょっとした安心感が恋心になりました」といった女性の声が取り上げられている。
ちなみに「リクラブ」が多く発生するのは、1週間程度の「中期のインターンシップ」というアンケート結果もある。2017卒向けのインターンシップはすでに始まっており、もう恋が芽生えた人もいるかもしれない。ネットには「インターン初日でもうリクラブ何件も見るとか驚愕」といった投稿も見られる。
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