トップへ

スーパーフォーミュラもてぎ:朝の走行はクラッシュで赤旗終了。ロッテラーが首位

2015年08月23日 11:10  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

朝のフリー走行でトップタイムをマークしたアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)
全日本選手権スーパーフォーミュラ第4戦もてぎは23日、決勝日朝のフリー走行が行われ、終盤のクラッシュにより赤旗のまま終了となったこのセッションでアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)がトップタイムをマークした。

 前日に引き続き、上空には雲もあるものの、青空も覗く天候となった決勝日朝のもてぎ。8時50分から始まったこの30分間のセッションは、決勝に向けて走りこむことのできる最後の機会となる。

 セッション開始とともに各マシンがコースインしていったものの、トップタイムを奪い合うような展開とはならず、淡々と走行が行われていった。ただ、残り時間8分というところで、平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)が4コーナーの立ち上がりでスピンを喫し、コース左側のウォールにクラッシュ。平川は自力でマシンから降りたものの、マシンはフロント部分にダメージを負っており、車両回収のために赤旗提示。そのまま走行終了時刻となり、セッションは終了となった。

 タイムシートでは、序盤に1分34秒659までタイムを伸ばしていたロッテラーが首位に。2番手には、1分35秒台半ばのタイムを並べていたもののクラッシュを喫してしまった平川が入り、アンドレア・カルダレッリとジョアオ-パオロ・デ・オリベイラのLENOVO TEAM IMPUL勢が3~4番手に続いた。

 予選上位勢では、3番グリッドの小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)が6番手。可夢偉は1分35秒台後半から1分36秒台前半のタイムを記録しながら9周をこなしている。ポールポジションを獲得した石浦宏明(P.MU/cerumo・INGING)は、1分36秒台前半のタイムを並べて10番手に。前日は僅差でPPを逃した野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は、序盤は2分台のタイムで走行していたものの、最後は1分36秒台後半で走行を行い14番手でこのセッションを終えた。

 スーパーフォーミュラ第4戦もてぎの決勝レースは、15時にスタートを迎える。