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昔ながらの味!老舗の喫茶サンド3選

2015年08月23日 00:02  オズモール

オズモール

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ボリュームたっぷりの黒船系サンドイッチも気になるけれど、昔ながらの喫茶店で食べる素朴なサンドイッチも捨てがたいもの。そこで、編集部がおいしいサンドイッチが食べられる老舗喫茶を3軒セレクト。モーニングセットや遅めのランチなど、さまざまなシーンで利用して。

◆昭和モダン建築で味わうオムレツ風の卵サンド「ロン」(四ツ谷)


四ツ谷駅から徒歩すぐの喫茶店「ロン」は、1954年の創業。吹き抜けの空間が特徴的なこちらは、建築家・高橋てい一の弟子のひとり、池田勝也の処女作。檜で型をとったコンクリートの壁など、職人の技が随所に息づき、意匠価値も高いそう。

写真は、オムレツのように焼いた卵が挟まれている「特製タマゴサンドイッチ」(650円)。店主・小倉さんが「酸味が強くてちょっと癖がある」と言うネルドリップで淹れる「コーヒー」(500円)との相性も抜群。こだわりの1杯を片手に、建築も味わうのもいいかも。

◆卵×野菜の素朴な味を楽しめる「喫茶ライフ」(月島)


奥田さん一家が4人で経営し、月島の地に55年間、変わらず佇む小さな喫茶店「喫茶ライフ」。シンプルで落ち着いていながら温かみのある店内は、まるで自宅のリビングのようなくつろげる雰囲気が漂う。実際に常連客にとってはすっかり日常の一部とか。

厳選した豆をブレンドして、ゆっくり丁寧に淹れた「コーヒー」(500円)が自慢。写真の「卵と野菜のミックスサンド」(800円)は、素材の味を活かした味わい。常連さん気分で訪れて、サンドイッチをほおばろう。


◆のりをはさんだ和風トーストが名物!「珈琲専門店 エース」(神田)


「珈琲専門店 エース」は、コーヒー専門店がまだ珍しかった44年前、「コーヒー界のエースになりたい」と、清水さん兄弟が20代のときに創業。当時からサイフォン式と手焼き焙煎、品種にこだわり、たちまち評判を呼んだそう。

名物は「のりトースト」(170円)。ブレンドと組み合わせた「モーニングサービスAセット」(500円)も。現在70代のマスターふたりとのカウンターでのおしゃべりを楽しんで。