まるでだまし絵みたいな、世にも不思議な
ピラミッドが、話題を呼んでいる。
周囲の景色に溶け込む姿は、透明のようでもあり、浮いているようでもある。
そう、実は鏡でできたピラミッドなのだ。
制作したのは、イラン人アーティストであるShirin Abedinirad氏。
古代メソポタミアで数多く作られたZigguratと呼ばれるピラミッド状の建造物に着想を得て、このインスタレーションを作り上げた。
これは“
天国への階段”を表現しているそうで、一段ごとに大地と空、自然と人類、古代と現代がひとつになっていく、そんなイメージで制作された。
これまでも鏡をテーマに数多くの作品を発表してきた
Abedinirad氏。
シンプルな仕組みながら、青空とのコントラストが美しく、見れば見るほど不思議な気分に。
自然や街の景色の小さな美に気づかせてくれるこちらの作品。
気になった人は、ぜひ他の作品もチェックしてみて。
Shirin Abedinirad
http://www.shirinabedinirad.com/
・アート(まとめ)