8月11日の「バイキング」(フジテレビ系)で放送されたのは、「浮気妻」の実態。「地蔵の河口」ことカリスマ女性探偵の河口和子いわく、今や浮気調査の対象者は約半数が女性、要するに妻や彼女の浮気という状況にあるらしい。
以前は浮気や不倫は男性がするものというイメージが強かったが、最近の世の中はそうなっているのか。女性の浮気が増えた原因を、河口は「テレビのせい」と分析している。(文:みゆくらけん)
「女の実態として、おそらく半分ぐらいがイエス」
確かに不倫妻のドラマ「昼顔」放送以降、妻の浮気率が高くなったという類の話をよく聞く。浮気しやすい妻の特徴として河口は、「容姿に自信がある」「外で働いている」などを挙げている。
8月12日の「5時に夢中!」(TOKYO MX)でも、浮気妻の記事が取り上げられた。ある調査によると、働く既婚女性の24%に浮気願望があるという。しかしコメンテーターの女医・おおたわ史絵は、この数字は低いと断言した。
「もっと多いと思うんだよ。女の実態として、おそらく半分ぐらいがイエス。世の中の人が思っている以上に、女の浮気は多いです」
さらにおおたわは、女性の浮気はバレにくいと指摘。「見破るのはかなり難しい。女の浮気は9割バレない」という。男の浮気は挙動不審になってバレやすいが、「女性は嘘を本当だと思い込むことができるんです」ということだ。
これにはスタジオの女性陣も賛同。「そうね、男の人は自分より他の女の人にいってるなってすぐわかる」と美保純。アシスタントの内藤聡子も「男の人は単純。目の動きひとつとってもあからさま」と話していた。
問題なのは「愛ではときめかない」こと
しかしいったい、妻は何を求めて外で恋愛するのだろうか。河口は「浮気したい願望は全員にある」と言っていたが、その理由を掘り下げた発言はなかった。なので、ここで考えてみたい。
当方も結婚4年の主婦である。夫に見られたらちょっとヤバいが、本音を語ってみたいと思う。おそらく、やはり河口が言うように、誰しも妻の中には「浮気したい」という願望は眠っているのだと思う。
「旦那に恋をしていないのか?」と問われると、答えは完全にイエスである。恋とは発情期のメスネコの状態であって、ずっと一緒にいる人に四六時中発情していられない。
しかし発情の代わりに「愛」という、もっと穏やかで安定性のある、深い絆で結ばれているのだから、それはそれで素晴らしいことだ。
ただ、問題なのは「愛ではときめかない」ことだ。ときめくとは、相手の一挙一動にドキっとしたり、舞い上がったりすること。奥様方がテレビの中のヨン様にときめくのは仕方ないのだ。
で、普通の賢い妻は、この「ときめき」段階で終わる。「パート先にカッコイイ人がいるのよォ♪」と近所の奥様方と話して終わる。それで満足、それ以上は望まないのだ。
世の夫たちは油断していないか
ただ、その先に行ってしまう妻もいる。それは「相手からも求められなきゃ満たされない」というタイプの妻だ。もともとの血中女濃度も高めな女性が多い。
このタイプの妻は相手の男性から「会いたい」「好きだ」と求められることで、忘れかけていた「メス」をとり戻す。またこれが久しぶりなもんだから、脳内麻薬噴出の調節が効かなくなり、四六時中ときめいてしまう。
年齢的にも「女として恋愛に盛り上がるのは、これが最後かも」という思いもあり、ますます浮気にのめり込んでしまう。まさにこれがよく言われている「女性の浮気は本気」という状況なのだろう。
世の夫らよ。あなた方の妻は、本当に大丈夫ですか? お気をつけて!
あわせてよみたい:ラブラブ感が消えた後に関係を長続きさせる方法