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WRCプライベーターのロレンツォ・ベルテリ、食中毒とみられる症状でラリー・ドイツ欠場

2015年08月20日 19:10  AUTOSPORT web

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食中毒とみられる体調不良により、ラリー・ドイツを欠場することとなったロレンツォ・ベルテリ(フォード・フィエスタRS WRC)
開幕が直前に迫った世界ラリー選手権(WRC)第9戦ドイツに出場を予定していたロレンツォ・ベルテリ(フォード・フィエスタRS WRC)が、体調不良のためエントリーを取り消すことを発表した。食中毒にかかったものとみられている。

 イタリアの高級ファッションブランド“プラダ”創業者を母に持つベルテリは、2010年にWRC2へスポット参戦した後、2013年~2014年にWRC2へシリーズ参戦。今季は最上位クラスへステップアップし、これまで全戦で完走している。また、前戦ラリー・フィンランドでは総合10位でフィニッシュし、今季初ポイントを獲得していた。

 そんなベルテリは20日、自身のツイッターで体調不良によりラリー・ドイツを欠場することを発表した。

「レッキを行っている時から具合が悪く、いくつかのステージでは完走することもできなかった」

「残念ながらラリー・ドイツを欠場する。僕を応援してくれているファンには申し訳ない気持ちでいっぱいだ。ドイツのファンには、2016年のラリーで会うことを楽しみにしているよ」

 ベルテリが所属するFWRT代表のカルロ・カッシーナはWRC.comに対し、ドイツで食べた魚料理が体調不良の原因だと考えているとコメントしている。

 WRC第9戦ドイツは20日夜にセレモニアルスタートが行われた後、21日にSS1~8のデイ1が行われる。