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フォーミュラE最終戦ロンドンePrix、F1イギリスGPとのスケジュール衝突を回避へ

2015年08月20日 17:20  AUTOSPORT web

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フォーミュラE開幕初年度の最終戦として、イギリス市内のバターシーパークで行われたロンドンePrix
2015/16年のフォーミュラE最終戦ロンドンePrixは、F1イギリスGPとのバッティングを避けるため、7月に開催時期が変更されることになりそうだ。

 フォーミュラE第1シーズンの最終戦ロンドンePrixは、6月27~28日にイギリス市内のバターシーパークで開催された。10月に開幕する第2シーズンでも同地での最終戦が予定されているが、具体的な開催日は発表されていない。

 フォーミュラE代表のアレハンドロ・アガグは、2016年はF1イギリスGPが6月26日開幕となるため、スケジュールのバッティングを避けるべく協議しているとのだと明かす。

「まだ決定したわけではないが、今年のスケジュールより開催を1週間遅らせて、7月の第1週に最終戦を開催することになるだろう」とアガグ。

「この日程が我々の希望だが、バターシーパークで開催される他のイベントにも配慮する必要がある」

「我々にとって、F1と開催日が被ってしまうのは良いことではない。同じイギリス国内でのレースなら、なおさらだ」


 フォーミュラEは、今後4年間バターシーパークでロンドンePrixを開催可能な契約を有している。また、この契約には双方とも契約を途中解除可能なオプションも含まれているという。

 アガグは、最終的な判断はパーク側からの返答待ちではあるものの、今後もバターシーパークでロンドンePrixを開催したいという意向を明らかにした。

 「我々は(契約解除の)オプションを行使する気は全くない。そして、パーク側も行使しないとみているよ」

「ごく少数の関係者は6月に行われた最終戦に不満があったようだが、彼らを満足させるべく努力している」

「彼らの考えは尊重するが、レースを観戦した6万人のファンはもちろん、イギリス国内でテレビ中継をみていた190万の視聴者も満足してくれたと思っている」

 フォーミュラEの2015/16年カレンダーで、唯一開催地が決まっていない5月19日の第5戦は、第1シーズンのカレンダーに含まれていたマイアミかメキシコシティのどちらかで開催されるとみられている。

 この件に関して、アガグは開催地は決定していると述べ、加えて「すでに契約書を交わしている。彼らは適切なタイミングでアナウンスするつもりなんだ」とコメントした。