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絶品スイーツも!オーストリア“王室御用達”の老舗ベーカリーが日本初進出

2015年08月20日 13:01  isuta

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オーストリア・グラーツの老舗ベーカリー「ホーフベッカライ エーデッガー・タックス」が、世界初となる支店を東京・神田にオープンする。 「ホーフベッカライ エーデッガー・タックス」は、14世紀にはすでに営業していたとも伝えられ、ハプスブルク家の王政時代である19世紀に、“王家御用達”の称号を授与された屈指の名店だ。 ・注目はプリンセスに捧げたスイーツ そんな同店でも注目してほしいのが、類い希なる美貌で知られる女王エリザベート、通称“シシー”に捧げたスイーツ「シシーブッセル」。 “シシーの接吻”という意味のロマンティックな名前で、ヘーゼルナッツで作ったサクサクの生地に、アプリコットジャムを挟んだ一口菓子だ。 ころんとした丸い形にアプリコットの上品な酸味が、さながら可憐なプリンセスのようで、シンプルながらも洗練された焼菓子となっている。 ・皇帝が食したパンをそのまま再現 一方、オーストリアらしい伝統のパンを食べてみたいなら、「ハンドカイザー」がオススメ。 カイザー=皇帝の頭に輝く王冠を模したらせん状の形が特徴で、ドイツ語圏の食卓では定番となっている一品だ。 ふっくらとした形の美しさはもちろん、焼き上がりの生地はきめ細やか!皇帝が食した味わいを、今でも味わうことができる。 そのほか日本限定商品として、朝食やランチでも楽しめるパンやサンドイッチも登場予定。 ・なぜ日本に出店を決意? それにしても、海外はおろか、グラーツ市内からも出ることのなかった老舗が、数々のオファーの中から今回、日本を選んでくれたのはなぜなのだろう? 店主のロベルト・エーデッガー氏は、“ヨーロッパ以外の文化圏に、ウィーン菓子の伝統をトレンドではなく、文化として広めたい”という想いを強く持っていたそう。 そして、ヨーロッパ文化に親しみの強い日本、老舗の名店が多く伝統的な文化が根付く神田、そして歴史的な重厚感のあるマーチエキュートの赤レンガ高架橋を気に入ってくれたとのこと。 オーストリアの格式高いベーカリーの味わいを日本にいながら楽しめるのは、パン&スイーツファンにとってかなりありがたいこと。 オープンは9月5日の予定なので、ぜひ早速足を運んでみて! マーチエキュート神田万世橋 http://www.maach-ecute.jp/