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CineFix「史上最も美しいアニメ映画ベスト10」発表 1位には新海誠監督がランクイン

2015年08月20日 12:01  リアルサウンド

リアルサウンド

 ドキュメンタリー映像などを主に制作するカナダのテレビ制作会社・CineFixが、「史上最も美しいアニメ映画ベスト10」を選出した映像を、8月3日に公開した。ランキングは以下の通り。


参考:邦高洋低時代、遂に終焉か!? お盆興行は外国映画がベスト3を独占!


1位『言の葉の庭』(2013年/日本)
2位『ガフールの伝説』(2010年/アメリカ・オーストラリア)
3位『ファンタスティック Mr.FOX』(2009年/アメリカ・イギリス)
4位『かぐや姫の物語』(2013年/日本)
5位『戦場でワルツを』(2008年/イスラエル)
6位『LEGO(R) ムービー』(2014年/アメリカ・オーストラリア・デンマーク)
7位『アクメッド王子の冒険』(1927年/ドイツ)
8位『THE BOXTROLLS』(2014年/アメリカ)
9位『ウォーリー』(2008年/アメリカ)
10位『ライオン・キング』(1994年/アメリカ)


 1位には、新海誠監督の『言の葉の庭』がランクイン。約8割が雨のシーンであり、その描写の美しさが評判を呼んだ。2位の『ガフールの伝説』は、ワーナーブラザーズとヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズによる共同制作の3D映画。フクロウの視点で描かれるダイナミックな風景が印象的な作品だ。3位の『ファンタスティック Mr.FOX』はストップモーション・アニメーションを駆使した作品で、精緻に作り込まれたミニチュア世界と独特の動きが魅力的。4位の『かぐや姫の物語』は、高畑勲監督・スタジオジブリ制作の日本アニメ。手書きを多用して描かれた精緻な世界は、CG化が進むアメリカのアニメ界にも驚きをもたらした。


 ほか、アリ・フォルマン監督が1982年のレバノン内戦に関する記憶を探ったドキュメンタリーアニメ『戦場でワルツを』や、影絵のみで多彩な表現を見せる『アクメッド王子の冒険』など、バラエティに富んだ作品がランクインしている。(リアルサウンド編集部)