「幸太郎くんの場合、何より恵まれた素質があります。お父さんはラグビーの名選手にして名将の清宮克幸さんですから。早稲田大学では主将として全国制覇を果たし、後に監督としてもチームを優勝に導きました。このDNAを継いでいるのは大きなアドバンテージでしょう」(スポーツ紙記者)
早稲田実業1年生、清宮幸太郎選手に日本中が大注目。まだ16歳なのに184㎝97㎏という恵まれた体格で、西東京大会では打率5割という成績を残した。甲子園でも3番を任され、毎試合のタイムリーヒットにホームランまで飛び出す大活躍。
その天才ぶりは父譲りのようだけれど、もうひとり、彼の活躍を支えている人がいる。
「清宮家で目立っているのはお母さんです。ちゃきちゃきした体育会系で、家の前で次男の福太郎くんに、"ほらー! 行くよ!"と、大声で呼んでいる姿を見たことがあります。お父さんは無口な人という印象。よく玄関前の植木を手入れしていますよ」(近所の住人)
清宮家は東京の都心部にあり、地上3階建ての豪邸。近くの不動産屋によると、約320平方メートルの土地だけで6億円は下らないという。
「1年半ぐらい前に、ビルを取り壊して新たに建てられました。敷地の中で駐車場の経営もしておられます。地下には専用のトレーニングルームまであるんですよ」(前出・近所の住人)
お母さんの大事な仕事は、栄養バランスに気を配った食事を作ること。フードマイスターの資格を持っている。
「実は、お母さんもアスリートだったんです。慶応大学ではゴルフ部の主将を務めたというから本格的。中学時代に野球部でマネジャーをやっていたそうなので、お父さんよりも野球についてのアドバイスができるかもしれませんね。左打ちへの転向をすすめたのはお母さんだったという話もあります」(前出・スポーツ紙記者)
8月12日の夜6時半ごろ、迎車のタクシーが1台、清宮家の目の前に止まった。
「お母さんが大きなトランクを抱えて、福太郎くんと玄関から出てきたんです。お父さんも出てきてタクシーに乗り込んでいました。翌日には2回戦がありましたから、幸太郎くんの出場する試合を応援しに甲子園へ前入りをしたのでしょう」(前出・近所の住人)
父と母に見守られ、3年生になったらどこまですごい選手になるのか楽しみだ!