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子連れでにぎわうウェールズの海岸に第二次世界大戦の不発弾が漂着<動画あり>

2015年08月19日 17:12  Techinsight Japan

Techinsight Japan

第二次世界大戦時の爆弾と遊んでいた子供たち(画像はYouTubeのサムネイル)
夏休みの家族連れでにぎわうウェールズのある海岸で、波打ち際に突然ひょっこりと現れた丸い物体。かなり錆びて周囲には無数のフジツボがくっついている。面白がってそれをつつく子供たちだが、その正体は…。

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ウキにしては大きく、金属製のためボールにして遊ぶにはあまりにも重すぎたその物体。こちらは18日、『World News & EveryThing AbouT Life』さんが“Children play with live World War Two bomb on Welsh beach”というタイトルでYouTubeに投稿した動画である。現場はウェールズ・カーマーゼンシャー州の南端にあるバリー・ポートの海岸。波打ち際で遊んでいたグラベルさん一家のエリスちゃん(4)、エリン君(6)のもとに突然それが流れ着いたという。

わが子が不思議な物体で遊んでいるため近寄った母親のケリーさんが事の重大さに気づき、父親のガレスさん(34)は貴重な体験だと写真を撮影するとすぐに子供たちを安全な場所に保護した。通報を受けて現場に向かった英海軍の爆弾の専門家は、それを第二次世界大戦中(1939年~1945年)に投下されたものの不発に終わった爆弾だと説明。これを受けて爆弾処理班が出動し、沿岸警備隊員の協力のもと大勢の人々が遠巻きに見守る中で爆破処理がなされた。怪我人などはいないという。



※ 画像はYouTubeのサムネイル。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)