宮藤官九郎監督・脚本の映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』からキャストのビジュアルが公開された。
2016年2月6日から全国で公開される同作は、修学旅行中に事故に遭って地獄に落ちた平凡な高校生の大助が、地獄農業高校の軽音楽部顧問でロックバンド「地獄図」のボーカルとギターを務める赤鬼・キラーKの特訓を受け、地獄からの生還を目指す様を描いた作品。キラーK役を長瀬智也、大助役を神木隆之介が演じる。
今回公開されたのは、現世に生きるキラーKの恋人で、そのルックスから「死神」と呼ばれるなおみ役の尾野真千子、大助が恋する同級生・ひろ美役の森川葵、地獄図のドラマーで緑鬼のCOZY役の桐谷健太、地獄図のベーシスト・邪子役の清野菜名、大助の同級生でバス事故の生存者・松浦役の古舘寛治、地獄図と敵対するガールズバンドのボーカル兼ダンサー・じゅんこ役の皆川猿時、毎週金曜日に転生の裁きを与えるえんま役の古田新太のキャラクタービジュアル。
同作のオフィシャルサイトでは、長瀬と神木のビジュアルも公開中。なお、鬼を演じる長瀬と桐谷、清野は90分を費やして特殊メイクを行ったという。
■尾野真千子のコメント
あー楽しかった。って溜息が出てしまうほど楽しい撮影でした。私の撮影日数は5日ほどでしたが、死神という役を存分にやらせていただいた気がします。
■森川葵のコメント
私は現世に生きる役柄だったので皆さんより先にアップしたんですが、とても楽しい現場だったので早く終わってしまうのが残念でした。いち視聴者として、地獄の世界がどうなっているか、完成が楽しみです。
■桐谷健太のコメント
宮藤さんの監督作品は初めてなので楽しみにしていました。台本を読んではちゃめちゃだと思いましたが、何も考えずに飛び込ませてもらいました。COZYは地獄の鬼なので、「こうでなければ」という枠組みがなく、そのぶん説得力が必要だと思ってやりました。今回の現場で、自分の新しい引き出しがたくさんあいたと思います。現場での僕やスタッフのひらめきを監督がどんどん受け止めてくれて、スタッフが笑ってくれて、この面白さは二度とないと思えるほどの現場でした。長瀬さんとの共演は10年ぶりですが、その間もお付き合いがあり、気の置けない珍しい関係です。一緒に一生懸命ふざけて、エンタテインメントを追求できたと思います。出来上がりは全く想像がつきませんが、笑いあり、音楽あり、グッとくるシーンもあり、きっと見たこともない世界に誘ってくれる作品だと思うので、ぜひ楽しみにしてください。
■清野菜名のコメント
人生初のベースを体験させていただきました、最初は全く音が出なくて絶望からのスタートだったのですが、とにかく現場が楽しくて、こんなに公開が待ち遠しい映画は初めてです!みなさんと一緒にバンド練習してモチベーションが上がって、初日には地獄のセットを見てまたさらにテンションが上がって、毎日充実した日々を過ごせました。