パリの歓楽街として知られているピガール地区で誕生したブランド「ピガール(PIGALLE)」が、渋谷区円山町にアジア初の旗艦店「PIGALLE TOKYO」を出店することを発表した。これまでピガール地区をファッションや音楽を通して盛り上げてきたのと同様に、円山町を新たなファッションエリアとして盛り上げていきたいという。オープンは8月30日。
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「ピガール」は、2009年にピガール地区に出店したセレクトショップを発祥とし、2011年春夏シーズンからオリジナルブランドとしてスタート。パリのエスプリやストリートなど独特なカルチャーを落とし込み、パリのメンズファッションウィークでは様々な形式でコレクションを発表している。今年はフランスで権威あるファッション賞「ANDAM Fashion Award(アンダム ファッション アワード)」のグランプリを受賞した。
国内ではこれまで、表参道の商業施設「GYRE(ジャイル)」やユナイテッドアローズ原宿本店メンズ館などで限定店を出店し、アイコン的なボックスロゴのアイテムなどが人気を集めていた。10年前から東京に訪れているという「ピガール」のクリエイティブディレクター ステファン・アシュプール(Stephan Ashpool)は、パリの2店舗に続く世界3号店を構える円山町について「渋谷に隣接した歓楽街に位置し、歴史、文化、建築といった様々なインスピレーションが生まれる場所」と捉えている。クラブやラブホテルなどが密集している街の様子が、自身が生まれ育ったピガール地区に似ていることから居心地が良く、出店場所に決めていたという。
■PIGALLE TOKYO 住所:東京都渋谷区円山町 19 番11号 時間:12:00~20:00 オープン日:2015年8月30日 問い合わせ:ウェブサイト