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米BuzzFeedがヤフーと新会社設立 日本版を今冬開設へ

2015年08月18日 11:22  Fashionsnap.com

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米国のメディア「バズフィード(BuzzFeed)」が、ヤフーと合弁事業会社バズフィードジャパン(BuzzFeed Japan)を設立し、日本に進出する。設立日は2015年8月12日で、資本金は非公開。ニュースメディアの媒体名は未定としており、今冬に開設を予定している。

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 米国のメディア企業が運営するバズフィードは、「ハフィントンポスト(The Huffington Post)」の創立者の一人であるジョナ・ペレッティ氏らが2006年に開設。オリジナルニュースをはじめ、エンターテインメントコンテンツやビデオコンテンツの制作・配信を行っており、SNSを活用した分散型コンテンツを特徴としている。現在の全世界における月間ユーザー数は2億人以上、ビデオ視聴回数は15億回に及ぶ。
 バズフィードが現地企業と設立した初の合弁会社となるバズフィードジャパンでは、バズフィードが持つコンテンツ制作技術と「Yahoo! ニュース」が持つ知見やトラフィックを掛けあわせ、ユーザーのニーズに合わせたニュースメディアを展開する方針。独自報道やインターネットカルチャー、ライフスタイルの分野を中心にSNSで拡散されやすいコンテンツを提供し、「Yahoo! ニュース」にも配信するという。広告の独占販売権はヤフーが所有。なお、株式の保有率はバズフィードが51%、ヤフーが49%で、バズフィードジャパンの代表取締役にはバズフィードのグレッグ・コールマン氏とヤフーの高田徹氏が就任した。