2015年のお盆休みは、自動車業界や大手メーカーを中心に9連休のところが少なくなかった。一斉休暇のため行楽地は大混雑する一方、レジャー費がないなどの理由で家に引きこもっていた人もいるようだ。
17日の仕事復帰を控え、16日の夜にはネットに「もう休み終わりか」「けっきょく何もせずに終わった」などとガックリした声が続出。
「明日会社行きたくない」
「時間戻す方法か隕石降らせる方法教えて下さいお願いします」
といった書き込みも見られた。
午前8時には「仕事行きたくない」がピークに
ツイッターにも17日の午前8時をピークに「休み明け」「連休明け」という言葉を含んだ投稿が殺到。ともにトレンド入りした。
「休み明けつらー仕事行きたくない寝てたい」
「連休明けの東京は混沌にまみれすぎ」
不運にも全国的に雨模様で、東京では通勤時に雨脚がさらに強くなったところも。「連休明け、雨、心も…」というつぶやきも見られた。
「連休明けの怠さは異常」という声もあるように、休み前にはウキウキとした気分になるものの、休みが長ければ長いほど仕事復帰も億劫になる。
「客先とも上司とも会いたくない。ゲロ吐きそう」
その一方で、お盆休みのなかった人たちからは「社畜に連休など存在しないんだよ!」と怒りの投稿も。9連休が取れた人は恵まれた人たちだけであって、そんな文句を言うべきではないというのだ。
しかし休みが取れた人からは、「(連休を取っていた人たちも)会社の家畜だから別に間違ってない」と反論する声があった。確かにいつ何日休みを取るか自分で決められず、会社の都合で取らされただけ。割高な「お盆料金」を払って混雑する行楽地を訪れた人たちも少なくない。そう胸を張れたものでもないよ、という意味なのだろう。
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