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スーパーGT:レクサスドライバーによる“LGDA夏祭り”開催。多くのレースファンや子ども連れがドライバーたちと交流

2015年08月16日 21:40  AUTOSPORT web

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8月16日に東京・お台場のMEGA WEBで行われたLGDA夏祭り2015
16日、東京・お台場のMEGA WEBで、スーパーGT500クラスにレクサスRC Fで参戦するドライバーたちで組織されるレクサスGTドライバーズ・アソシエイション(LGDA)が行うファンイベント、『LGDA夏祭り2015 in MEGAWEB 君たちの未来へ~No Race No Life~』が開催され、多くのレースファンや家族連れで賑わった。

 このLGDA夏祭りは2006年に、トヨタのスーパーGTドライバーで結成された組織『トヨタGTドライバーズアソシエイション(TGDA)』が主催してスタートしたイベント。その後、組織はLGDAに名称を変えながらも、さまざまな模索を続けながら毎年夏休み期間にLGDA夏祭りを開催。普段サーキットで交流しきれないファンとの触れ合いの場となっている。

 今年で開催10周年を迎えたこともあり、オープニングではLGDA会長を務める脇阪寿一が「トヨタやスーパーGTのファンのおかげで、イベント開催10周年を迎えることができました。ありがとうございます」と感謝の言葉を述べた後、「サーキットでは緊張からか、なかなかサインなどに応じることができないドライバーもいると思います。今日はドライバーがホスト役となって、皆様に1日中楽しんでいただけるよう、精一杯頑張りたいと思いますので、楽しんでいただけたらと思います」と語り、イベントはスタート。

 その後、ステージでは“子どもたちの未来”をテーマに、GTドライバーやレースクイーンたちの幼少期を振り返るトークショーが行われたほか、サイン会やレクサスRC Fショーカーとの写真撮影会、ドライバーの私物が出品されたフリーマーケットやオークションなども行われ、多くのファンがドライバーとの交流を楽しんだ。ドライバーやレースクイーンたちも時間を目一杯使い、積極的にファンと触れ合っていた。

 会場では、昨年に続き子ども向けコンテンツを数多く展開。レースクイーンと一緒に塗り絵ができるコーナーやタミヤの協力によるラジコンを楽しめるコーナーには、常に多くの子どもが集まっていたほか、昨年盛り上がりをみせたハンドルを左右に動かし前進する“ハンドルカー”のレースでは、子どもたちがGTドライバーよりも速くコースを駆け抜けたほか、GTドライバーに走りのコツをアドバイスする場面もあり、会場を賑わせた。


 また、LGDAが大きなテーマとして取り組んでいる交通安全啓蒙を促すべく、今年も警視庁と連携したコンテンツを実施。“交通安全トークショー”では、寿一と伊藤大輔に加え、警視庁交通部交通総務課の片岡警部補が登壇し、“認知”、“判断”、“操作”という交通安全三大原則をテーマとしたトークが行われたほか、パトカー仕様のトヨタ86、白バイの展示が行われた。

 イベント終盤にはライドワンコースを使い、伊藤大輔がステアリングを握るパトカー仕様86と片岡警部補の白バイが多くのファンの前でパレードランを実施。パレード終了後には、ドライバーはもちろん、レースクイーンとファンも一緒となり記念撮影が行われた。

 フィナーレでは、イベントの幹事を務めた伊藤大輔が「これまでの経験を基に、どうすればファンの方にもっと楽しんでいただけるかを考えて、このイベントを行いました。至らない点もあったとは思いますが、なんとか成功させることができたかなと思います。ありがとうございました」とファンに感謝の言葉を語った。

「サーキットでは、一生懸命レースに取り組んでいるので、少しドライバーの笑顔にひきつっている部分があるのかなと思います。今日はレースが控えている訳ではないので、リラックスしたムードで皆さんと接することができました。こういう場を毎年提供していくことが重要だなと、改めて感じました」

「イベントは今年で10周年を迎えましたが、できれば来年以降も、大事に続けていきたいと思います。もちろん、その前に本職であるスーパーGTドライバーとして、皆さんが楽しんでいただけるようなレースをしたいと思いますので、ぜひサーキットにもお越しいただければと思います。今日は暑い中、ありがとうございました」