こりゃまた不思議な形の自転車ですこと! 海外サイト「designboom」で紹介されている木製フレームの自転車が、やったらスタイリッシュでカッコイイんですわ~。
【太陽を引いて走る馬”ARVAK”】
シンプルで無駄のない、スラリとしたフォルム。惚れ惚れする、ってこういうことを言うんでしょうか。フランスのKEIM社から発売されているこの自転車の名前は「ARVAK」。北欧神話に登場する、太陽をけん引して大空を駆ける馬の名から取られたのだそう。名前の由来までカッコイイな、おい!
【重さ7.5kgのパーフェクトボディ!】
「自然との調和」をテーマにデザインされているARVAK、なんと重さがたったの7.5kg。50層にも重ねられたトネリコ板でメインフレームを作ることで強度と軽さを実現、サドルとホイール部分には炭素繊維が使われているのだそう。そのため、驚くほど静かな走行が可能に。「景色や風を感じながら走ってほしい」というのが製作者の思いなんだとか。素敵!
【現在は販売されていないのですが……】
実は、ARVAKが発表されたのは2014年の4月。20台限定での完全受注生産だったそうで、手に入れるのは難しいみたい。でも、このARVAKの設計理念を引き継いで、現在もKEIM社では新しい素材、デザインについて開発や研究が進められているんですって。
「自転車とは本来、身体の延長となるべきものであり、人の力をそのまま推進力として伝えるものだ」というKEIM社の思想。それを体現する新作自転車が発表される日が待ち遠しい~!
参照元: design boom, KEIM
執筆=森本マリ (c)Pouch