F1の中堅チームは、2017年の大幅な規則変更を前に、新しい技術規則の早期成立を強く望んでいる。
FIAは今年5月、2017年のF1に「より速いマシン」の導入を目指し「空力規則の進化、よりワイドなタイヤ、マシン重量の削減により、ラップタイムを5秒から6秒縮める」ことで合意したと発表した。
しかし、チーム側には未だその詳細が通知されていない。この新しい規則は、遅くとも来年の3月までに発行される必要がある。
フォース・インディアの最高執行責任者、オットマー・サフナウアーとテクニカルディレクターのアンドリュー・グリーンは、新しい技術規則の早期成立を切望している。
「私的に大きな懸念は、規則がまだ洗練されていないことだ」とサフナウアー。
「我々は大きなチームではないので、他のチームのようにすぐにふたつの事をするためのリソースは持ち合わせていない」
「我々は並行的ではなく、シリーズを通して発展していく。従って、特に大きい変化が起こるときは、規則に沿って動き始めなければならないんだ」
またグリーンは、F1の技術規則に関するチーフミーティングが、ベルギーGP前の火曜日に開催されることを明らかにし、そこでこの問題が対処されることを望んでいると語っている。