トップへ

評論家「1時間の連続ドラマという根本を変える必要が」

2015年08月11日 21:30  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

写真
初回そこそこの視聴率を取りながら、その後、急落する事態が続出中の夏の連続ドラマ。中でも初回13.1%をマークしながら、第3話で6.4%と半分以下に落ち込んだのが『ど根性ガエル』(日本テレビ系)。 「30歳のひろし役の松山ケンイチ、ピョン吉の声をやる満島ひかり、ピョン吉のCGのTシャツと演技する母ちゃん役の薬師丸ひろ子、“~でヤンス”が口癖の五郎役の勝地涼、社長になって腕力じゃなくて金にものを言わせるゴリライモ役の新井浩文と役者がそろい、昭和を感じさせる世界観もよくできていると思います。でもこれを毎週1時間、連続して見るか? 最初はどんなものかと思って見るけど、なんでもど根性で切り抜けるとか話の内容はキツいから、1回見たらもういいや、ってなりますよ」(コラムニスト・今井舞さん) 時間が短ければ良かったと語る。 「アニメ版みたいに1話15分か2時間の単発ドラマならよかったかも。今は人の興味をテレビに引きつけておける時間がどんどん短くなってきているので、1時間ドラマを10回前後放送するという根本を変える必要があるかもしれないですね」(今井さん)