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音速の4倍!Airbus社がロケット搭載の新型ジェット機の特許取得

2015年08月11日 19:31  Techable

Techable

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ロンドン、ニューヨーク間を1時間で結ぶ…そんな未来の超音速ジェット機の特許を、ヨーロッパの航空機メーカーAirbus社が取得した。
・2つのジェットで垂直に空へ移動!
この旅客機は、通常のジェットエンジンとロケットを搭載しているのが特徴。

離陸時は垂直に空へと飛び立ち、その後高度 3万5000mに達したところで、水平方向に進路をとる。マッハ4.5(音速の4.5倍)という驚異的なスピードで目的地へ高速移動する。


・たった数時間で大陸横断
この旅客機なら、ロンドンからニューヨーク間を1時間で、パリからサンフランシスコまでは3時間で移動できる計算。

Airbus社では、コンコルドと同じく1日のうちに大陸横断をしなければいけない、限られたVIP客向けの旅客サービスとして運行する予定。

この旅客機の客席は20人まで。ハンモック状のシートを採用し、乗り心地も配慮している。
・特許から実用化へ 厳しい道のり
しかし、特許が下りても実用化されない場合も多いのが、航空技術の世界。

Airbus社はまだこの旅客機のコンセプトの特許を取得した段階で、仮にすべて実用化されても、現在の技術ではこの新型超音速ジェット機は人体に悪影響を及ぼすのだ。

今後航空技術が進みこの現実のものになれば、世界で一番早い飛行機になる予定だ。

世界が狭くなっている現在。日本からヨーロッパまでロケットを使って数時間で移動する日も近いのかもしれない。

Airbus