10月にセカンドシーズンを迎えるフォーミュラEのテストがドニントンパークでスタートした。トップタイムをマークしたのはe.ダムス・ルノーのセバスチャン・ブエミだった。
この日は16台のマシンが参加し、2015/16シーズンに使用する新テクノロジーでの走行が行われた。第2シーズンには、モーター、インバータ、ギヤボックス、クーリングシステムを含むパワートレインに開発の自由が許されている。
ブエミがこの日記録したベストタイムは1分32秒095、昨年のプレシーズンテストに自身がマークしたベストタイムより約1秒遅いものだった。
ベンチュリとの契約発表を行ったばかりのジャック・ビルヌーブも初登場。14番手タイムをマークしている。
チーム・アグリから初登場のトム・ディルマンは、午後に一時雨が降ったためウエットコンディション下で数周走ったのみで、本格的な走行はテスト2日目に行う予定となっている。
ジャン-エリック・ベルニュはDSヴァージン・レーシング、ニック・ハイドフェルドはマヒンドラ・レーシングへの移籍がそれぞれ最近発表され、ふたりともさっそく今回のテストに参加している。
テストは翌11日も続けられる。