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【動画】全米売上1位の"無名アマチュア写真家"ヴィヴィアン・マイヤーのドキュメンタリー映画が上陸

2015年08月11日 13:52  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

(C) Vivian Maier_Maloof Collection
無名のアマチュア写真家 ヴィヴィアン・マイヤー(Vivian Maier)をテーマにしたアート・ドキュメンタリー映画「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」が、10月に放映される。死後に作品が絶賛され写真集の売り上げ1位を記録したヴィヴィアン・マイヤーの明かされなかった素性を、監督のジョン・マルーフとチャーリー・シスケルが作品やインタビューを通じて探る。上映時間は83分で、シアター・イメージ・フォーラムなどで順次ロードショーされる。

ヴィヴィアン・マイヤーの映画が上陸の画像を拡大

 ヴィヴィアン・マイヤーは1926年2月に誕生。ナニーとして勤めながら写真活動を行っていたが、15万点以上残した作品を1枚も公表することなく死去したという。作品は、オークションで写真のネガを購入したジョン・マルーフがブログに掲載したことで知られるようになり、写真集は全米で売り上げ1位を記録。ニューヨークをはじめ、パリやロンドンで開かれた展覧会には大勢の来場者が駆けつけ、死後に評価された異例の写真家として話題を集めた。「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」では、ジョン・マルーフが自ら監督を務め、チャーリー・シスケルとともに製作。原題「Finding Vivian Maier」は第87回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートし、高評価を得ている。