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福田雄一がディケンズに挑む、288通りの結末を持つコメディーミュージカル

2015年08月10日 13:00  CINRA.NET

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上段左から時計回りに山口祐一郎、壮一帆、保坂知寿、平野綾
舞台『エドウィン・ドルードの謎』が、2016年3月27日から東京・北千住のシアター1010、4月4日から東京・日比谷のシアタークリエで上演される。

同作は、イギリスの小説家チャールズ・ディケンズの未完となった同名の遺作をもとにしたコメディーミュージカル。1985年にアメリカ・ニューヨークのブロードウェイで初演され、『トニー賞』ミュージカル作品賞、主演男優賞、脚本賞、作曲賞、演出賞の5部門を受賞している。同作では登場する劇団員たちが劇中劇として『エドウィン・ドルードの謎』を上演し、配役はその日の観客の拍手で決められる。なお、今回の公演では配役によって288通りの結末が用意されている。

出演者には、狂言回しも担当する一座の座長役の山口祐一郎をはじめ、エドウィン・ドルードを演じる男装の人気女優役の壮一帆、エドウィンの婚約者ローザを演じる女優役の平野綾、アヘン窟である宿の女主人で、ローザの元乳母を演じる女優役の保坂知寿が名を連ねている。

演出は、映画『HK/変態仮面』『明鳥』や、ドラマ『アオイホノオ』『勇者ヨシヒコと魔王の城』、舞台『モンティ・パイソンのSPAMALOT』『フル・モンティ』などの作品を手掛けてきた福田雄一。プレビュー公演のチケットは2月5日、本公演のチケットは2月6日から一般発売がスタートする。