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マクラーレン、「バンドーンと来季契約」との報道を否定

2015年08月09日 10:30  AUTOSPORT web

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2015年グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでマクラーレンMP4/6をドライブしたストフェル・バンドーン
マクラーレンは、2016年のドライバーラインナップをすでに決定しており次戦ベルギーGPで正式発表を行うという一部メディアの報道を否定した。

 Italiaracingが、マクラーレンは育成ドライバーで現在GP2ポイントリーダーのストフェル・バンドーンを来季フェルナンド・アロンソのチームメイトとして起用することを決定、彼の母国であるベルギーで正式発表を行う見込みであると報じた。

 イタリアとスペインでこの報道が過熱するなか、マクラーレンのスポークスマンはこれを否定した。
「この報道は正確な情報ではない」とチームのスポークスマンが語ったとPitpassが伝えた。
「スパではドライバー発表は行わない。2016年のドライバーラインナップについてはこれから検討し、決定し、適切なタイミングで発表する」

 アロンソはマクラーレンと拘束力のある3年契約を結んでいるが、ジェンソン・バトンの来季契約はチームが決定権を持つオプションであると考えられている。バトン自身、来季残留は「決定事項ではない。いつだって選択肢はいたるところにある」と話している。バトンに関してはウイリアムズへの移籍の可能性も推測されている。

 23歳のバンドーンは今年マクラーレンでテスト&開発ドライバーを務め、GP2で2年目のシーズンを送っている。去年はランキング2位、今年は第6ラウンド終了時点でランキングトップに位置し、2位以下に圧倒的なリードを築いている。