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愛はフィーリングじゃなくて「選択」 ラブラブ感が消えた後に関係を長続きさせる方法

2015年08月09日 02:00  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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付き合い始めの頃は、ラブラブでとても楽しいもの。しかし、そんな日々は長く続くものではありません。四六時中相手のことを思い、1日に何回も連絡を取り合う――。そんな期間が終わった後に、関係を続けるのか終わりにするのか選択を迫られます。

そのパートナーとずっと一緒にいたいと思ったら、努力しなければいけないこともあります。カウンセラーのカート・スミス氏は米PsychCentralへの寄稿に、愛とは「フィーリング」ではなく「選択」であると語っています。(文:パッタナカーン山崎)

「相手を変えようとすること」は最悪の選択

ラブラブの期間が終われば、相手の欠点も目に付いてきます。関係を継続するためには、例えば「相手の嫌なところには目をつぶり、いいところだけを見ること」も選択のひとつです。

相手を受け入れ、そのままの相手を愛すること。相手を変えようとすると、2人の関係は破綻してしまうでしょう。人は皆、何かしら欠点があったり、変な癖を持っていたりするもの。自分とは違うところを受け入れるのも愛なのです。小さなミスや失敗は見なかったことにしましょう。

ゴミを出し忘れたり、歯磨き粉のキャップを閉め忘れたりしたら、そのことだけ伝えればいいのです。「パートナーは忘れっぽい人だ」と思って、先に進む選択をしましょう。自分の思うように、相手を変えようとすることが最悪の選択です。

パートナーが自分の思うようにしてくれないとイライラするより、自分が相手に何をしてあげられることを考える方が気持ちよく過ごせます。相手にして欲しいことがあれば、自分がまず相手にしてあげましょう。自分がしないことを、相手に期待しても無理なのです。

「なぜこのパートナーを選んだのか」思い出す

もう1つ重要な選択は「パートナーを愛すようになった理由を忘れない」ことです。2人の関係はいつも順風満帆とはいきません。時には大げんかをすることもあるでしょう。

そのような状況を乗り越えるには、お互いを尊重し、誓いを忘れず、何があっても協力して解決すること。そんな危機的な時に効果があるのが、なぜこの人を愛すことを選んだのかを思い出すことです。

愛とは長所を見ること、欠点を見ないこと、気持ちよく相手に何かをしてあげること、なぜその人を選んだのかを忘れないことなど選択の連続です。こういう努力を選択することが愛であり、幸せへとつながるということです。

(参照)Love is a Choice More than a Feeling (PsychCentral)

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