実写映画『パディントン』が2016年1月15日に公開される。
イギリスの作家マイケル・ボンドによる児童小説『くまのパディントン』をもとにした同作。原作は、40か国語に翻訳されており、世界で3千5百万部以上の売上を記録している。ペルーのジャングルの奥地からロンドンのパディントン駅を訪れ、駅で出会ったブラウン一家に「パディントン」と名づけられた紳士的なクマの物語が描かれる。
パディントンの声を担当したのは『007 スカイフォール』『007 スペクター』や『クラウド アトラス』などの出演で知られるベン・ウィショー。ブラウン一家の父をヒュー・ボネヴィル、母をサリー・ホーキンス、パディントンをつけ狙う謎の美女・ミリセントをニコール・キッドマンが演じるほか、サリー・ホーキンス、ジム・ブロードベントがキャストに名を連ねている。製作は、『ハリー・ポッター』シリーズや『ゼロ・グラビティ』を手掛けたデヴィッド・ハイマンが担当している。
今回の発表とあわせて公開された特報では、赤い帽子を被ったパディントンが、駅で袋の中から顔を出す様子が映し出されている。