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男にとって結婚は“夏休みの宿題”…その心理とは?

2015年08月07日 04:40  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

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「彼にそろそろ結婚を決心させたい……と思っている婚活女子が心得ておくべきこと。大前提として、男性は“女性の魅力”ではなく“タイミング”で結婚を決意します。そして、男と女では“結婚を決心するタイミング”についても考え方が大きく違います。つまり、男性にとってのタイミングを理解して逃さないことが、結婚を近くするのです」 そう語るのは、ライターの仁科友里さん。男の本音を読む婚活術“ちんころじ~”を提唱し、悩める婚活女子から信頼を集めています。 ■“転勤”こそ男が結婚を決心するタイミング 仁科さんによれば、女性は、「この人となら幸せな結婚生活が送れるだろう」とポジティブなイメージが抱ける“相手”が現れたとき、結婚を意識します。 「一方で男性にとって結婚は、たとえ共働きをするにしても一生妻子を養うプレッシャーの重いものであり、妻以外とセックスしてはいけないという欲望を制限する行為でもあります。たとえれば、結婚は“夏休みの宿題”。いつかはやらなくちゃいけないけれど、今じゃなくてもいいよねと、つい先延ばしにしてしまうんですね」 そうはいっても、男性も結婚について考えないわけではありません。 「男がそろそろ結婚しなくてはと思わされるのには“環境の変化”があり、これが、男が結婚を決意するタイミングです。男性にとって結婚は“相手”よりも“タイミングが合ったときにつき合っていた人とするもの”だといえるでしょう」 その“タイミング”は、大きくわけて3つ。 【タイミング1】ビビっているとき 典型的なのは、転勤です。地方から都会へ行くよりも、都会から地方へ行くほうが男性のビビり度は上がります。海外転勤の場合は、ビビり度マックスですので、結婚する気があるなら、プロポーズされるでしょう。不安なときにひとりでいるより、ふたりのほうが何となく安心するのは、男性も女性も同じです。 【タイミング2】ヒマなとき 仕事が忙しいときは趣味や男友達と遊んだりして彼女をないがしろにしたりしますが、比較的ヒマな時間がふえると、何をしたらいいかわからなくなる。となると、「そろそろ結婚でもするか」ということになります。遊び仲間の友達がみな結婚した、というのも、男性が結婚を意識するとき。 【タイミング3】親からプレッシャーがかかったとき 男性のほうが親に従順な傾向があるので、「そろそろどうなのよ」と圧をかけられると弱い。彼女に対して、親がある程度好印象をもっていればいるほど、結婚に至る率は高くなります。具体例は、彼の弟妹が結婚した、彼の実家を増改築する、彼の両親の体調が悪いときなど。 「この3つ以外にもタイミングはありますが、キーワードは彼が“少し不安”なときです。心理学的にいうと、昇進や栄転などの幸運もストレスになるそうです」と仁科さんは付け加えます。 彼にラッキーが舞い込んだときこそ、“少し不安”かどうか。婚活女子は、そばにいて注意深く見極めることがポイントです。 男心を読む婚活テクニックは、仁科さんの新刊『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)にまとめられています。 (イラスト/菜々子) <プロフィール> 仁科友里(にしな・ゆり) 1974年生まれ。会社員を経てフリーライターに。『サイゾーウーマン』『週刊女性』『週刊ポスト』などにタレント論、女子アナ批評を寄稿中。自身のブログ、Twitterで、男性の本音を読む行動学“ちんころじ~”を提唱し、恋愛・婚活に悩む女性たちの相談に答えている。 ブログ「もさ子の女たるもの」 http://ameblo.jp/nishinay-127/ Twitterアカウント @_nishinayuri