アダストリアが、「ミュベール(MUVEIL)」を展開する企業フレンズの全株式を売却した。譲渡先および譲渡額は非公開。フレンズは7月末付でアダストリアグループ傘下から離れている。
アダストリア、ミュベール運営元の株式売却の画像を拡大 フレンズを2013年から子会社としていたトリニティアーツ(現アダストリア)は、未開拓だった卸事業への進出や海外展開の強化等を狙い買収に至ったが、同9月にポイント(現アダストリア)と経営統合して持株会社体制に移行。今年3月にはバリューチェーンの更なる最適化を目指し企業結合を行っており、フレンズを売却した理由についてアダストリアの広報・IR担当者は「合併により弊社が目指している方針に合わず、シナジーを発揮できないと判断したため」とコメントしている。今期の連結業績に与える影響は軽微だという。