板野友美の主演映画『のぞきめ』が、2016年春に全国で公開される。
同作は、日常の様々な場所の隙間から視線を投げかけ、目が合った人間を恐怖に陥れる怪異「のぞきめ」を描いた三津田信三の同名小説が原作。テレビ局のAD・三嶋彩乃が、「のぞきめ」の仕業とされる青年の怪死事件を取材するうちに、やがて関係者にも次々と「のぞきめ」による悲劇が降りかかる、というあらすじだ。
板野が演じるのは、のぞきめの真相を追うことになる主人公・彩乃。板野は同作で映画初主演を果たす。監督を務めるのは、トリハダ-劇場版-』シリーズなどの三木康一郎。今回の発表とあわせて、「覗かれると死ぬ」「板野友美 全て 覗かれる」というコピーが書かれたチラシビジュアルも公開された。
■板野友美のコメント
「覗かれているかもしれない」っていう怖さって、皆さんも普段生活する中で感じた経験があると思いますが、この映画はその恐怖を凝縮して描いています。私自身、怖いものが苦手でホラー映画は一度も観たことがなかったので、お話をいただいた時はどうしようと思いました。でも、やると決めてからは、いつもの私を捨てて、三木監督の演出に飛び込みました。撮影を終えた今、自分の殻を破った感じがしているので、映画の完成が待ち遠しいです。皆さんも、“新しい板野友美”を楽しみにお待ちください。
■三木康一郎監督のコメント
まず、従来のホラーという枠を崩すことから考えました。もちろん、恐いことは前提として、人間の悲しみや怒りを積極的に描こうと心がけました。
もう一つは、今まで見た事のない板野友美の表情をどれだけ出す事ができるか?それを彼女とも分かち合い表現していったつもりです。今までにない板野友美。この「のぞきめ」で堪能して下さい。