婦人靴の卑弥呼「WANO NANO」ブランド休止へ スニーカーブームで苦戦

卑弥呼が、マルイ等で展開する婦人靴ブランド「ワノナノ（WANO NANO）」を2016年2月29日を目処に休止することを発表した。

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　婦人靴の卸売・小売を手がける卑弥呼は、「卑弥呼」と「elegance卑弥呼」、「water massage」、"日本発のKAWAIIくつ"をコンセプトに掲げる「WANO NANO」の4ブランドを展開。近年はスニーカーブームによるカジュアル化が進み、サンダルやブーツなどのシーズン商品は婦人靴業界全体で縮小傾向にあり、同社も苦戦を強いられていた。中でもWANO NANOは、店舗数と共に売上規模も6億5,600万円まで縮小。事業再構築の観点から、今回のブランド休止の決定に至ったという。卑弥呼の2016年3月期の通期業績は、売上高が34億3,000万円、営業損失が1億円、経常利益が1,000万円を予想している。

■WANO NANO：公式サイト