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ロズベルグ「予選不振の一因は決勝パフォーマンス改善」

2015年08月05日 17:20  AUTOSPORT web

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2015年ハンガリーGP ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
メルセデスのニコ・ロズベルグは、今年予選で思うような結果を出せずにいる一因は、決勝でのパフォーマンスを向上させることを重視していることであると述べた。昨年の最多ポールポジション回数を達成したロズベルグだが、今年は第10戦終了時点で1回しかポールを獲得していない。

 2014年にロズベルグは11回のポールポジションを獲得したが優勝は5回、タイトル争いにおいてハミルトンに敗れた。そのため今年はレースパフォーマンスの改善を目指しているという。予選結果が去年より悪い理由について聞かれたロズベルグは、不可解ではあるが決勝に集中していることが一因なのは確かであると答えた。

「レースを重視しているというのもあると思う」とロズベルグ。前半10戦中ポールポジションは1回だが優勝は3回獲得している。
「レースを改善したかった。確実によくなったので、そのことには満足している」
「でもそれが予選に少しだけマイナスに働いている。それも理由の一部だ。でも説明できない部分も多い。去年と比べてなぜこれほど変わってしまったのか分からない」

 ポイントリーダーのハミルトンとの差は21点に拡大しているが、ロズベルグはレースパフォーマンスがよければ事態を好転させられると語った。

「残念だけどまた次に全開でアタックするよ」
「このことで落ち込んだりはしない。レースさえうまくやれれば、状況を変えられる」