FIAは2015/16年シーズンのフォーミュラEに向け、8つのマニュファクチャラーが開発したパワートレインを承認した。
フォーミュラE第2シーズンでは、第1シーズンに続きシャシーは全チーム共通のものを使用しなければならないものの、モーターとインバーター、ギヤボックスと冷却システムといったパワートレイン部分には開発の自由が設けられている。この結果、ルノーやシトロエンブランドのひとつ、DSなどが参戦を表明し、パワートレイン開発を進めていた。
第2シーズンには、10チームが参戦することが明らかにされており、このうち8チームが独自に開発したパワートレインを使用する。残りの2チームのうち、チーム・アグリは第1シーズンで使われていたSRT_01Eを継続して使用。ドラゴン・レーシングはベンチュリ・フォーミュラEとのパートナーシップにより、ベンチュリが使用するVM200-FE-01でシーズンを戦うこととなる。
フォーミュラEの第2シーズンは、8月10日からドニントンパークでオフシーズンテストが開始され、10月17日の北京ePrixで開幕する予定だ。
●アプト・シェフラー・アウディ・スポート
ABT Schaeffler FE01
●アンドレッティ・フォーミュラEチーム
Andretti ATEC-01
●ドラゴン・レーシング
Venturi VM200-FE-01
●DSヴァージン・レーシング
Virgin DSV-01
●マヒンドラ・レーシング
Mahindra M2ELECTRO
●ネクストEV TCR
NEXTEV TCR FormulaE 001
●e.ダムス・ルノー
Renault Z.E.15
●チーム・アグリ
SRT_01E
●トゥルーリ・フォーミュラE
Motomatica JT-01
●ベンチュリ・フォーミュラE
Venturi VM200-FE-01