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椎間板損傷のボッタス、運動療法でキャリアを乗り切る

2015年08月05日 08:30  AUTOSPORT web

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2015年イギリスGP バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)
ウイリアムズのバルテリ・ボッタスは、今年負った腰背部のけがの影響でレース活動をしている間はずっと特別なエクササイズを続けなければならないことを明かした。

 開幕戦オーストラリアGPの予選中に椎間板の線維輪に小さな亀裂が入るけがを負い、ボッタスは決勝を欠場した。その後、理学療法士と共にトレーニングを行ったボッタスは、次のマレーシアでFIAのメディカルテストに合格し、その後のレースには出場している。

 ボッタスは今は痛みは全くないものの、レースをやめるまで常に特別なエクササイズを続けなければならない状態であることを明かした。

「今も腰と筋肉のため、週に3、4回、特別なエクササイズをしている」とボッタス。
「再発しないよう、レース活動をしている間はずっとエクササイズを続けることになるだろう」

 開幕戦を欠場した後、挽回するのに苦労したかと聞かれたボッタスは「少しね」と答えた。

「復帰後の最初の予選では100パーセントではなかった。レースに出られなかったことで調子が狂ったし、腰が大丈夫なのかどうか常に気になって、楽ではなかった。でもその後はだいじょうぶだったよ。問題ないと分かったからね」

 ボッタスはハンガリーGP終了時点でランキング4位、5位のフェラーリのキミ・ライコネンとは1点差となっている。