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「私とネットは一心同体」 きゃりーぱみゅぱみゅが没頭する「エゴサーチ」活用法

2015年08月05日 02:00  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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世間から自分がどう思われているのかを知るために、芸能人が自分の名前でネット検索する「エゴサーチ」。中には受け止めるにはキツ過ぎる書きこみもあったりして、「傷付くからエゴサなんかしたくない」と避ける人も多いようだ。

しかし、きゃりーぱみゅぱみゅは違う。テレビ情報誌「TV Bros.」(8月1日号)の連載「あたしアイドルじゃねぇし!!!」で、きゃりーは「エゴサは芸能人にとって怖いこと」としながらも、皆の反応を見るためによくやっていると書いている。(文:みゆくらけん)

ネットの声は「けっこう本当のことを言ってる」

そんなきゃりーがいつものようにテレビ出演後にエゴサしたところ、「あれ、きゃりー太った?」という視聴者のツイートを見つけた。最初は気にしないでおこうと思ったきゃりーだが、「…いや、待てよ。『あの人、太った?』レベルの思い付きをわざわざ手を動かしてまでツイートするってよっぽどのことなのでは?」と考え直したのだとか。

そしてダイエットの結果、5キロの減量に成功したきゃりー。毎日縄跳びをしたり炭水化物を抜くなどして頑張ったそうで、痩せたおかげで「密かに人気が出てきてる感じ」をツイッターの反応などから実感しているという。

「ネットの声はけっこう本当のことを言ってるんだと思う」

そう言うきゃりーは、ある日テレビを見ていたら、ある芸能人の鼻が目についた。「トンがってるなー、こんな鼻だったっけ?」と異様に気になり、即「芸能人の名前(スペース)鼻」でネット検索したところ、同じ反応をしている人が多くいて驚いた。

「ひとりがそう思ったということは、他に同じように思っている人が何人もいるということ」

知りたくないことまで知ってしまうエゴサだが、以前からツイッターやブログをやりまくり「私とネットはもはや一心同体」というきゃりーは、今さら路線変更もできない。「だったら敵にするのではなく、味方にしよう!」とエゴサ活用を心に決めたら、自分が気付いていないことを知ることができて、とても役に立っているという。

ネガティブな意見を見ても「ガッツが湧くタイプ」

例えばライブ後のお客さんのツイートで「舞台袖からスタッフが見えていた」というものを見つけたら、次回のライブでは客席からスタッフが全く見えないように徹底してみたり。

新曲を初披露した直後の反応を見ながら、意図がちゃんと伝わっているかを確認したり、反応を見ることで次の作品のアイデアに生かしたりと、エゴサをフルに活用している。

ネガティブな意見を見てもガッツが湧くタイプで「どうしたらこの人はファンになってくれるかを考える」というきゃりー。強いなぁ。なんだかすごーく、ビジネスを成功させる時代の鏡!な気がします。

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