マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが、今季前半戦では目指していたような結果は出せなかったものの、MP4-30は非常にバランスのいいマシンであり、後半戦に期待していると語った。
今季新たなスタートを切ったマクラーレン・ホンダは、信頼性においてもパフォーマンスにおいても問題を抱え、アロンソとジェンソン・バトンは数多くのトラブルに見舞われ、後方での戦いを強いられている。
しかしマシンとの相性が比較的いいハンガリーGPでは、上位マシンのアクシデントやトラブルにも助けられる形でアロンソがチームにとって今季ベストの5位を獲得、バトンも9位に入り、今季初のダブル入賞を成し遂げた。
シーズン前半戦を終えたアロンソは、チームのインタビューにおいて後半戦への期待を語った。
「まだ目指す位置にはたどり着いていない。でもハンガリーの結果から、僕らが正しい方向に進んでいることは分かる」とアロンソ。
「他のマシンと戦うことができて最高の気分だった。この結果を達成できた一番の理由は多数のマシンが脱落したことだ。でもこのマシンはシーズンを通してバランスが素晴らしくいい。(ハンガリーでは)レースの間ずっとプッシュすることができた」
「シーズン後半戦が本当に楽しみだ。さらに進歩するはずだからね」