F1ドイツGPの中止に伴ってドイツ戦がキャンセルとなっていたGP2シリーズとGP3シリーズの代替戦が、11月のWEC世界耐久選手権第8戦バーレーンとの併催で開催されることになった。
F1“直下”のシリーズとして知られるGP2、そしてその下位カテゴリーとなるGP3は、今季も当初は全戦F1との併催でスケジュールされていた。しかし、ドイツGPがキャンセルされたため、両シリーズのドイツ戦も中止となっていた。
両シリーズのオーガナイザーたちは、これに代わるレースの開催を模索しており、複数の開催地との交渉を行なっていたが、11月19日~21日のWECバーレーンとの併催が決まった。
「2015年のGP2カレンダーに11月のサクヒール戦を加えると発表することができて非常にうれしく思っている」と語るのはGP2のブルーノ・ミシェルCEO。
「ドイツ戦キャンセルの発表以来、我々は追加ラウンドのために様々なトライをし、努力をしてきた。チームに対するコストダウンを維持するだけでなく、ドライバーたちにとっての付加価値のある会場を探す必要があったんだ」
「バーレーンはベストな選択肢だったよ。F1トラックであるというだけでなく、アブダビでのシーズン最終戦と連続で開催されることになるからね」
この1週間後には、F1アブダビGPとともに両シリーズは最終戦を迎えることになる。なお、GP2は今季開幕戦をF1バーレーンGPとの併催で行っているが、GP3がバーレーンで開催されるのは初めてのこととなる。