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週女編集者が語るちょっとコワイ体験談。一切加工なしの実話です

2015年08月02日 03:00  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

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「怖い話」の特集を担当することになり、編集部の中からも体験談を募集しました。 ■冬の朝に見えた打ち上げ花火 私の母は自称・霊感のある人。私はまったく信じていませんでした。 豪雪地帯のため、学校までは母の送迎でした。ある朝の往路で母が、 「ねえ、いまあの家から花火が上がった!」 しかし真冬の朝。“ハイハイ”と受け流しました。 帰りも母に迎えに来てもらい、同じ道を通る。すると、朝に母が花火を見たと言っていた家に、お葬式の花輪が立ててあったのです。 母の力がホンモノなのか、今も確かめることはできていません……。 (編集O・20代・♀) ■学園祭を見ていた笑い声のヌシ 大学のときにサークルに所属していたのですが、その部室棟は“出る”ことで有名でした。 学園祭の準備のため、夜遅い時間にその建物へ入る機会がありました。先輩2人と私で、おっかなびっくり鍵をあけて入ると、もちろん真っ暗。そのとき、 「あはははははは……」 と、上の階から笑い声がしたんです。私と1人は、 「……今、笑い声が聞こえたよね?」 と目を合わせたのですが、もう1人は、「聞こえない」とのこと。結局、誰かいるんだろうという話になり、その場は用事をすませて帰りました。 後日、サークルのみんなにこの話をすると、 「誰も入れないよ。だって鍵は1つしかないじゃん」 そう、私たち以外は、誰も入れなかったのです。 (編集M・30代・♀) ■女優Aにだけ見えた原稿? ある女優Aさんを取材したときの話です。 「子どものこと書いてね! 今日は楽しかったわ」 できあがった原稿は、取材に同席したマネジャーからOKの返事をいただきました。しかし後から、 「Aが“デタラメばかり! 子どものことは書くなと言ったのに……。犯罪に巻き込まれたらどうするの!”と怒っていて……」 もちろん取材は録音して行っているのでデタラメは書いていません。マネジャーも困惑していました。しかたなく書き出しだけを少し変え、原稿を再び読んでもらったんです。すると、 「原稿、おもしろいと言っています……」 それどころかAさん、原稿に直筆で子どもの名前と学校名まで書き込んできました……。わけがわからず、非常に怖かったことが忘れられません。 (編集Y・40代・♀)