男性が興奮するのは視覚による刺激。だから“体がよく見えて、大きく動きやすい体位”をまず取り入れてみて。
「例えば、座った男性の上に女性がまたがり挿入する対面座位では、女性が上半身を少しのけぞらせるのがポイントです。お互いの上半身を密着させるよりも腰を動かしやすく、男性が女性の体をよく見ることができ、エロティックな気持ちが盛り上がります」（同）
また、仰向けに寝た男性の上に女性が馬乗りになる騎乗位では、女性は膝を床に付けず、膝を上にして股を開く、いわゆる“M字開脚”を。視覚的な刺激が増すので、効果的なのだとか。
「M字開脚は恥ずかしく感じる女性もいるかもしれませんが、女性が積極的に“エロい”姿勢をとっていることこそが、男性のやる気に火をつけます。ごく一般的な正常位でも、自分でひざ裏を持ち上げて脚をM字にしてみると、セクシー度が高まりますよ」（同）
いきなり大胆な体位やポーズを試すのは抵抗が…という人は、挿入時に彼が動くタイミングに合わせて自分も腰を動かすことで、積極性をアピールするのも一手。
「身体的に彼を興奮させるためだけにするのでなく、自分も彼とのセックスをちゃんと楽しんでいることを伝えるのがいちばん大切です。例えば、高まってきたら彼の体にギュッとしがみついたり、手を強くにぎったりして、快感を得ていることをきちんと伝えましょう。そのほか、彼が好きなパーツが強調できる体位はぜひ取り入れて。例えばお尻が好きな彼なら、後背位（バックスタイル）はうれしいと思いますよ」（同）
体位をいつもと変えてみれば、気分だけでなく感じ方の変化も楽しめるかも。夏の親密な時間が盛り上がるよう、ふたりでぜひトライしてみて！
OLIVIA
ラブライフアドバイザー。2003年より、「触れ合うことの癒し効果」と「美容と健康」を研究すべく、アロマセラピストとして活動開始。2007年からセックスアドバイザーとして活動開始。2010年よりラブライフアドバイザーに改名。性行為だけでなく、食生活やメンタルケアを含む生活全般の「ラブライフ」の在り方を提唱する。ラブライフを楽しむための講座や、サロンでのアロマトリートメントも行っている。著書『最高に気持ちがいい！感じるセックス、飽きないセックス』（実業之日本社）など。
