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各地の食を発信するレストランが池袋に誕生

2015年08月01日 00:02  オズモール

オズモール

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日本全国には、それぞれの地域に根ざした食材や料理がある。そうしたさまざまな食文化を通して日本を元気にすることを目指し、地方の食のプレゼンテーション型イベントを実施してきた47PLANNING(ヨンナナプラニング)が、池袋に新しいレストランをオープンした。

2015年7月3日(金)に、「WACCA池袋」の5階にある食のイベントスペース「キッチンスタジオ Lupe」内に登場した「47 DINING(ヨンナナダイニング)」は、47都道府県の市町村と連携し、月替わりで地酒や地域の食材を使った料理を発信するそう。


8月1日(土)からは、宮崎県石巻市をフィーチャーした「石巻フェア」を展開。漁師めしでもある、スチール製の缶に石巻市雄勝産の牡蠣を並べて酒蒸しにする「かんかん焼き」(5個1,380円、10個2,580円)や、夏が旬の新鮮なホヤのおいしさを楽しめる「蒸しホヤ」(480円)など、三陸沖で育まれた新鮮な魚介類を現地の調理法で仕上げた料理が楽しめる。
「牡蠣は冬が旬というイメージがありますが、石巻市雄勝の冷たい海で育った牡蠣は、その風味を落とすことなく、夏でもおいしく食べることができます。また“真にカッコよくて稼げるフィッシャーマン”をコンセプトにした三陸の漁師集団『FISHERMAN JAPAN』も、今回のフェアに参画しています。彼らから仕入れた銀鮭を使った『はらこ飯』(2人前1,580円)は、土鍋で銀鮭を入れて炊き込んだごはんにイクラを乗せてお召し上がりいただきます」と広報の北野さん。



フェアのメニューのほかに、定番メニューは約30種類が常時用意される。定番メニューでは大船渡市綾里漁業協同組合が手掛けた岩手県大船渡産のホタテを使ったメニューが人気。「恋し浜ホタテのお刺身」(580円)や、出汁醤油をかけて殻の上で香ばしく焼いた「恋し浜ホタテの出汁醤油グリル」(580円)、さらに「恋し浜ホタテのフライ」(580円)など、その肉厚で柔らかいホタテの食感にリピーターが続出しているそう。


もちろん、海鮮だけではなく、肉料理も充実。“イベリコイノシシ”と呼ばれて珍重されている宮崎県諸塚村産の『モロッコハウスの低温調理ローストイノシシ』(880円)など、全国の特産品を使用したメニューが揃う。

こうした産地直送メニューと一緒にいただきたいのが日本酒。「47 DINING」では、全国から集めた名酒20種類以上を常時用意。飲みやすいと女性に人気のスパークリング日本酒も9種類以上あるので、お酒の苦手な人でもこちらを試してみて。お酒は随時入れ替えを行ない、とくに毎月の地域フェアに合わせた地酒は月替わりで1種は取り入れているそう。
「8月は『石巻フェア』も開催されているので、ぜひ石巻生まれの超辛口純米酒「日高見」(グラス480円)をどうぞ。超辛口の純米酒が、新鮮な魚介のうま味をさらに引き出してくれますよ」(同)。

どの食材も契約農家や牧場、漁協から仕入れる産地直送品。安全な上に新鮮な自然の恵みを思う存分味わおう。そして好みの食材を見つけたら、その産地を訪れてみるのもおもしろいのでは。