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橋爪功と名取裕子が喋ると周囲がビビってしまう理由とは

2015年07月31日 02:20  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

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木曜ミステリー枠の人気シリーズ『京都迷宮案内』の橋爪功、『京都地検の女』の名取裕子という豪華すぎる主演コンビで話題の『最強のふたり~京都府警 特別捜査班~』(テレビ朝日系・木曜夜8時~)。 撮影に入った最初のころ、橋爪功は多忙を極め、W主演の名取裕子や、ほかの共演者の協力で乗り切っていたという。 出会いは「室町時代だったかしら(爆笑)」(名取)と笑わせるほど古く、作品の枠を飛び越えて、『京都迷宮案内』には名取が『京都地検の女』で演じる“鶴丸あや”として出演。そのお返しに『京都地検の女』には橋爪が、『京都迷宮案内』の“杉浦恭介”としてゲスト出演した経験も。 「その時から(名取は)全然変わっていない。よくしゃべるから現場が滞っちゃってさ」と橋爪がボヤけば、すかさず「早く帰っても誰も待っていないんだから」と応酬する名取。「ひと言いえば、十言は返ってくる」と橋爪は笑って見せる。ふたりでしゃべっているとケンカしているようで、周囲はビビってしまうとか。 そんな気心が知れ、お互いをリスペクトし合うというふたりがタッグを組んだこのドラマ。川島誠史プロデューサーはこう語る。 「1話完結のミステリーの中で、演技巧者ふたりが生み出す丁々発止のスカッとした爽快感と、ふたりの深い洞察が生み出す心に迫る人間ドラマです」 撮影が行われる京都の盆地特有の暑さは役者泣かせだ。その暑さに苦しんでいるのは酒井美紀。 「ジャケットを着ているので、厳しいですね」 炎天下にブラウスにジャケット&パンツスタイルで走り回り、ときには格闘シーンもあるという。そこで、暑さ対策を聞いてみた。 「暑いと思うとよけい暑いので、知らんぷりしています」(橋爪) 京都の街を走って体力をつけているのは、若手刑事役の和田正人。京都の高校駅伝、大学では箱根駅伝の選手だったという体育会系だけあり、時間があれば10キロは走り込んでいるそうだ。そんな和田が頼りにしているのが名取の差し入れ。 「ご自分で漬けられたショウガを持ってきてくれるんです。夏を乗り切る方法は、名取さんに甘えることかな(笑い)」(和田) 料理上手の名取は手作りしそジュースや、最近ではスイカも差し入れするとか。 京都の撮影時はホテル住まいではなく、部屋を借りて住んでいるという名取。どこのお惣菜や野菜がおいしいかをよく知っている。 「この間も、おいしいランチのお店を見つけたので、(橋爪さんに)行こうよって誘ったら、若い子がいい。お前にはおごりたくないですって(笑い)」(名取) ドラマの中でも、プライベートでも、とにかく賑やかな“最強のふたり”。大人が楽しめるミステリーだ。