2016年のダカールラリーは、世界ラリー選手権(WRC)のチャンピオン経験者であるセバスチャン・ローブ、ペター・ソルベルグのふたりと昨年までWRCを戦っていたミッコ・ヒルボネンの3人の競演する可能性が高まっている。
ダカールラリー2016は1月3~16日に、ペルー、ボリビア、アルゼンチンの3カ国をまたぐルートで開催される。
先日、ダカール・ラリーでミニ・オール4レーシングを走らせるX-raidは、2016年のダカール・ラリーにヒルボネンを起用すると発表。また、現在世界ツーリングカー選手権にシトロエンから参戦するローブも、ダカールラリー参戦を検討しており、モロッコで2日間に渡りプジョー2008DKRをテストドライブしている。
現在は世界ラリークロス選手権に参戦している2003年のWRC王者ソルベルグも、プジョーからのダカール参戦が噂されている。
「ダカールについて話しているよ。面白いと思っている。しかし、競争力のあるチームとクルマでなければならない。ダカールに参戦するなら競い合いたいからね」とソルベルグ。
すでに参戦が決定しているヒルボネンは、ふたりのWRC王者の参戦を望んでいる。
「もし彼らがダカールに来るならば、彼らと対戦することはとてもクールなことだよ。僕たちは、彼らの計画が進んでいるのか確認する必要があるけど、戦えるチャンスがあるなら素晴らしいことだね」