スーパーGTタイヤメーカー合同テストの2日目が、鈴鹿サーキットで行われ、GT500クラスは前日に引き続きPETRONAS TOM'S RC Fがトップタイムを記録。GT300クラスはStudie BMW Z4がトップとなっている。
午前中は前日と同様ドライコンディションとなり、各車は順調に走行を重ねていく。トップタイムは49周を走破したPETRONAS TOM'S RC Fの1分48秒828。2番手タイムはEpson NSX CONCEPT-GTの1分49秒180で、3番手には1分49秒738を記録したMOTUL AUTECH GT-Rがつけている。GT300クラスはStudie BMW Z4がトップタイム。2番手にRUNUP Group&DOES GT-R、3番手にグッドスマイル 初音ミク SLSがつけた。
午後の走行は一転して、時おり雨が落ちるコンディションでの走行に。前半は雨の勢いも弱く、路面はドライの状態だったが、セッション残り30分というタイミングで雨足が強くなり、コースはウエット状態へ。一部のマシンはレインタイヤを装着し、2分10秒前後のタイムで走行を重ねていき、セッションは終了した。
午後のベストタイムはMOTUL AUTECH GT-Rの1分50秒877で、2番手にPETRONAS TOM'S RC F、3番手にEpson NSX CONCEPT-GTがつけ上位陣の顔ぶれは変わらず。GT300クラスはグッドスマイル 初音ミク SLSがトップにつけ、2番手にJMS Lmcorsa Z4、3番手にB-MAX NDDP GT-Rがつける形となった。
なお、前日走行できなかったVivaC 86 MCはステアリング系にトラブルが出ていたため、2日目は参加しなかったほか、初日に総合8番手タイムを記録していたKSF Direction Ferrari 458は、2日目は午前、午後ともに走行しなかった。