ジブラルタル生命保険は「働く女性のホンネについての調査」を実施した。20～59歳の働く女性2000人に、仕事の悩みや愚痴といった仕事のホンネを安心して晒せる相手や場所を尋ねたところ、1位が「女友達」（40.4％）、2位が「パートナー（夫・彼氏）」（35.2％）、3位が「親」（27.8％）となり、プライベートの人間関係が上位を占めた。
職場の人には中々ホンネを明かせないようで、「同僚」（14.1％）以外は「先輩」(4.1％)、「上司」（2.6％）と5％にも満たなかった。特に上司との付き合いは難しく、上司とホンネの付き合いが「できていない」と感じている人は6割以上（62.1％）だった。
管理職女性の2割が我慢「それはセクハラ・パワハラです」
もし上司に直接言えたらスッキリすると思うセリフは、「（給料やお休みなど）待遇を改善してください」（21.8％）が1位となり、以下「指示が矛盾しています」（19.9％）、「家庭（プライベート）の方が大事です」（18.2％）、「それは私の仕事ではありません／あなたがやってください」（17.0％）が続いた。
管理職層では「指示が矛盾しています」（29.6％）、「それはセクハラ／パワハラです」（22.2%）が非管理職層より高く、結果を求められる過程で上役からの矛盾した指示や、ハラスメントめいた言動に苦しんでいる人が少なくないようだ。
一方で、非管理職層では「（給料やお休みなど）待遇を改善してください」（28.3%）、「それは私の仕事ではありません／あなたがやってください」（20.2％）が管理職層より高い割合に。待遇の悪さや業務範囲に不満を募らせる傾向が見られる。
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