両コレクションは、ファレルが自ら選んだアーティストたちと共に、adidasのスニーカー「Superstar」のつま先部分にあたる「シェルトゥ」を新たに解釈したもの。「Supershell Artwork Collection」はシェルトゥにグラフィックを施し、キャンバスとして昇華させたモデルとなり、参加アーティストはトッド・ジェームス、キャス・バード、Mr.の3組。
「Supershell Sculpted Collection」は特別製の立体成型3Dシェルトゥにそれぞれのビジョンを表現したモデル。参加アーティストはファレル、ザハ・ハディド、Mr.、トッド・ジェームスの4組となる。
なお、Mr.についてファレルは「Mr.は魔法使いだ。彼のマインドと彼の作品は、私たちみんなが内に秘めている童心を思い出させる。とても面白いのは、別の人が同じ題材でペイントしても全く違う解釈がされるのに、どういうわけかMr.は純粋さを描き出す達人であり、それがわたしが彼の作品を愛している理由だ。『Mr.』という名前も、まさに達人を表していると思うよ」と賛辞を贈っている。
さらにファレルは、新国立競技場の設計を手掛けたことでも話題を集めているザハ・ハディドについて「わたしは、ザハ・ハディドは歴史上そして現代において最も才能のある建築家の一人だと自信を持って言える。ザハのデザインは、彼女の建築に表れているように、常にリアリティを超越している。彼女が創り出したSupershellでも、シェルトゥの特徴的な形を生かしつつ、新たな陰影を生み出しているように思う」とコメントしている。
