近頃何かと世間を騒がせている“
ドローン”だが、写真や動画の世界に革命をもたらしてくれるということは、誰もが認めるところ。
ドローン写真/動画の投稿サイト「
dronestagram」では、その成果を集めたコンテスト「
Drone Aerial Photography Contest」が開催され、あまりの美しさに話題を集めている。
ナショナルジオグラフィックやAdobeなど名だたる企業がスポンサーとなり、早くも今後の発展を期待させるこのコンテスト。
審査方法は、ピューリッツァー賞受賞者などプロ審査によるカテゴリー別部門と、サイト内のいいね!数によるランキングとなっており、いずれもかなりハイレベル。
およそ5000の応募数の中から選ばれた受賞作品を一部ご紹介しよう!
・Above the mist(Placesカテゴリー:1位、いいね!数:1位)
今回のコンテストでW受賞となった作品。
大都市の上空に広がる壮大な世界を切り取った1枚で、霧の中から浮き出た十字架が神々しい!
・Snorkeling with sharks(Natureカテゴリー:1位)
ターコイズブルーの海をゆったりとシュノーケリングするカップルと、2人を見守るような小型のサメたち。
水の煌めきも美しく、静寂に心癒やされる1枚だ。
・Mont-Saint-Michel(Placesカテゴリー:2位)
遠くに見えるのは、観光地としても名高いフランスのモン・サン=ミシェル。
緑の大地とほのかに色づいた雲のコントラストも美しい。
・la jolla(Natureカテゴリー:2位)
カリフォルニア・サンディエゴで開催された遠泳レースの模様。
選手たちが海へと急ぐスタート時を写した作品で、人々の熱気が伝わってくるよう。
・Tulip fileds(Natureカテゴリー:3位)
オランダのチューリップ畑を撮影した1枚。
直線的な畝と運河の曲線、色とりどりの花々と緑一色のエリアのコントラストなど、構図の美しさにはっとさせられる。
・Lost island, Tahaa, French Polynesia(Natureカテゴリー:3位)
小さな島で夕日を待つ4人を撮影した1枚だが、偶然にも背後ではにわか雨が降り、虹が!
・Where’s Wally, Limassol Carnaval(Droniesカテゴリー:1位)
日本でもおなじみ「ウォーリーを探せ!」の主人公に扮した人々が集うカーニバルの様子。
Dronieとはドローンを使ったセルフィー(自撮り)のことで、みんなのハッピーオーラが伝わってくる。
・Plovdiv, Bulgaria(
いいね!数:2位)
古い街並みが広がる美しい夜景に現れた大きな「?」マーク。
ドローンだからこそ撮影できた1枚で、これは何?と話題を呼んだ。
・ドローン作品をじっくり楽しめる「dronestagram」
「
dronestagram」は、名前の通りInstagramのドローン限定版といったところで、作品をアップロードしたり、気に入ったアカウントをフォローすることも可能。
鳥になって世界中を旅する…そんな幸せな気分を味わえる作品ばかりなので、ぜひ週末にじっくりと鑑賞してみて。
dronestagram
http://www.dronestagr.am/
2015 DRONE AERIAL PHOTOGRAPHY CONTEST
http://www.dronestagr.am/contest/
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