改装費は6億円 松屋銀座が15年ぶりにメンズフロアを大型改装

松屋銀座が、5階紳士フロアを15年ぶりに大幅改装する。フロア全体の75%に相当する1,880平方メートルを一新。丸縫いスーツのオリジナルブランド「アトリエメイド」を店舗化して小物やアクセサリーも取り揃えるほか、インポートセレクトショップを導入する。

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　2013年の婦人フロア、翌年の食品フロアに続いて行う紳士フロアの大型改装では、約6億円を投資し、9ブランドの新規出店と22ブランドのリニューアルを実施。ターゲットは銀座らしさを体現する40代のビジネスマンや銀座近郊の新開発地を生活圏とする30代のファミリーで、ショップ化する「アトリエメイド」のように生産現場まで踏み込んだ"ホンモノへのこだわり"や、顧客それぞれのサイズや好みに合わせた「パーソナルフィッティング」を提案する。
　インバウンド需要の取り込みを狙い、トラベル用品の充実とジャパニーズデザイナーズブランドの買い廻りを強化。革職人の技術を活かした「レザークラフトマンワールド」や国内百貨店初出店を含めた4つのインポートセレクトショップを誘致し、改装後1年間の売上げは2014年度対比120%の約55億円を目指す。