協会は資金調達の経緯として、宇宙服の保存、修復には国からの補助金が適用されず、別の方法を模索している中でプロセスが迅速なクラウドファンディングで投資を募ることなったと説明。現在は特別な施設で保管されている宇宙服を最先端技術を用いて最適な状態で保存、3Dスキャンから情報をデータ化し、国立航空宇宙博物館での常設展示を目指す。
目標金額は50万ドル(約6,200万円)に設定されているが、7月20日の募集開始から3日間ですでに40万ドル(約5,000万円)を達成。投資額は1ドルから1万ドルで、額によって資金調達達成後の報酬も異なる。公開された動画では「This is your chance to be part of the history(歴史の一部になるチャンス) 」と世界中からの投資を呼びかけている。研究機関がキックスターターの発起人として資金調達を実施することは初めてのこと。
■ Reboot the Suit: Bring Back Neil Armstrong's Spacesuit(日本からも投資が可能)